【減塩しよう】塩分の摂り過ぎに注意!腎不全の恐怖とは?
私たち日本人は、「塩分を摂り過ぎ」ているようです。美味しいものがいつでも食べられる環境で、塩分を大量に含んだ料理の味に慣れており、家での調理にも塩分を過剰に入れるのが当たり前になっているからです。そんな塩分、摂り過ぎると一体どうなるのか?今回はちょっと怖い病気の話を紹介して、「減塩」の重要性をお話ししていきます。この記事を読めば、「減塩」に興味がわいてくるはずです!
現代人は塩分を摂り過ぎている!
生活習慣病の患者数が年々増加している原因の1つに、「塩分の摂り過ぎ」が入っていいます。食生活が昔に比べ派手になり、味の濃い、美味しいものが増えていることは良いことなのですが、塩分の摂り過ぎによって様々な病気のリスクが高まることも研究結果から証明されています。
私たち日本人の1日に摂取する塩分量は、平均10グラム程度と言われています。この数字だけ聞くと少ないと思うかもしれませんが、実はWHO(世界保健機構)が推奨している塩分摂取量は5グラムです。つまり現代に生きる我々日本人は、本来摂るべき量の2倍の塩分を毎日摂っていることになります。
塩分の摂り過ぎが招く恐ろしい病気とは?
では、実際に塩分の摂り過ぎがどのように体に悪影響を及ぼすか、いくつかの病気を紹介していきます。例えば、塩分過多から連想される身体の異常として高血圧・高コレステロール血症などは聞き慣れていると思います。今回は、それらが更に悪化した場合に罹患する恐ろしい病気「腎不全」に的を絞って紹介していきます。
1.腎臓病/腎不全
塩分を摂り過ぎると、血中に塩分が過剰に含まれている状態になります。そのため人の体は、血中の余った塩分を排出しようとします。その塩分排出の役割を担うのが腎臓です。
腎臓は、人の体を巡った血液を濾過し、余分なものを取り除き尿として排出する仕事をしています。塩分過多の人は、この腎臓を過剰に働かせる形になり、その結果、腎臓は疲れてその性能を落としてしまいます。これがいわゆる「腎不全」の始まりです。
1-2.腎不全になると・・・?
腎不全になると、先ほど述べた濾過する機能が失われます。その結果、血液中の不要なものが取り除かれず、汚い血液が体内に残り続けるようになります。
塩分に関しても同じことが言えるのですが、
- 塩分の摂取が過多
- 腎臓に負荷がかかる
- 腎臓機能が低下
- さらに血中に塩分が多くなる・・・
という無限ループになります。つまり、一度腎不全に陥るともう完全には治らないのです。ここまで腎臓を傷めつけてしまう前に、減塩するほうが賢明ですね。
腎不全になると、その後一生塩分の多い料理は食べることができない可能性もありますし、汚れた血液をキレイにするために週2~3回の血液透析が必要になります。非常に不自由な生活を強いられてしまうのは間違いありません。
「減塩」が今アツい!塩分少なくて美味しい料理の誕生
あくまでも一例ですが、塩分過多が身体に悪影響を及ぼすことがお分かりいただけたと思います。「減塩」をする必要性も多少感じられていることと思います。
そこで、今ネット通販で有名になってきている減塩専門の食品店「減塩ドットコム」を紹介したいと思います。
近所のスーパーやコンビニでは、減塩食品は数も種類も少なく、なかなか手に入りません。そんな時、こちらのサイトであれば食べたい料理を、減塩バージョンで購入することができ、調味料なども全て減塩されたものが販売されています。
「減塩ドットコム」さんのHPはこちらから↓↓
現在、減塩調味料のお試しセットがお安く販売されています!
私が良く購入するのはこちらの「無塩梅」!
このように、塩分が少なくても、美味しい料理はたくさんあります。
この「減塩ドットコム」のオーナーさんは、20代で腎臓を患い、透析生活を強いられた経験から、減塩食材を全国の人に簡単に手に入れてもらえる仕組みを作るために活動されています。
減塩で健康な体作りを!
病気の無い健康な体を維持するためには、塩分の摂り過ぎに注意しなければなりません。しかし私たちが普段使う調味料や加工食品の多くには、非常にたくさんの塩分が含まれています。それらを「減塩」のものに変えるだけで、生活習慣病のリスクが減るとしたら、試してみる価値はありそうですね!
減塩食品で、腎臓にやさしい食生活、始めてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます^^